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全自動糖鎖プロファイル診断システムの開発
生体試料から糖鎖を自動抽出する装置の実用化に成功
JST研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)の一環として、システム・インスツルメンツ株式会社と北海道大学大学院先端生命科学研究院の開発チームは、生体試料から糖鎖注1)のみを自動で抽出できる装置の実用化に成功しました。
詳細は技術資料をご覧ください。
全自動糖鎖プロファイル診断システムの開発
温風循環方式のフィルタープレート用恒温槽です。
8種類の「設定温度、制御パラメータ」を登録することが可能で、温度切換ダイアルを回す事で設定温度を切り替える事が出来ます。
タイマーにより処理時間を設定出来、ブザーと表示灯により処理完了をお知らせ致します。
排気ポンプを搭載しており、安定した乾固処理を行う事が出来ます。
処理プレート・枚数 |
96Wellマイクロプレート形(約85mmX128mmX15mm) ・ 1枚 |
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温度制御 | デジタル温度調整器(PID 制御) |
加熱方式 | カートリッジヒーター サイクルコントロール方式 |
冷却方式 | ペルチェ素子 電圧可変方式 |
温度制御範囲 | 20℃~99℃ (温度設定単位 0.1℃) |
温度切り替え | ダイアル切替え方式 (8種類の温度登録が可能) |
タイマー | 0.1分(6秒)~999分 ※タイマーを使用しない連続運転可能 |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
消費電流(最大) | 15A |
寸法 | 約240mm(W)X275mm(H)X450mm(D) |
重量 | 約20kg |
数μのDNA抽出液をランダムPCRで増幅、小型のゲルカセットで電気泳動を行い、撮影後PCにその情報を記録、一連の動作が自動で行われる。
<応用>
幅広い容量の分注機と精密温度コントロール機能を備えた自動化装置「BIOFELLOW®」により、糖鎖精製ラベル化キット BlotGlyco® を用いた糖鎖精製・ラベル化の自動化を支援します。
自動化により最大96サンプルの同時処理が可能で、作業の効率化とヒューマンエラーの低減に貢献します。
バイオ医薬品の品質管理、バイオマーカー探索研究等における大規模糖鎖解析に応用できます。