世界初の前処理工程の自動化により、当社検査能力が6倍に残留農薬自動前処理装置を開発
本装置は、農産物を粉砕した試料(検体)を本装置のために特別に開発した抽出カップに搭載することからスタートし、抽出、定容、乾固などの各工程をコンピュター制御で行い、数時間後にはガスクロマトグラフ質量検出装置(GC/MS/MS)および液体クロマトグラフ質量検出装置(LC/MS/MS)の測定用の2つの試料を同時かつ自動的に作製することができます。
検体数(抽出カップ) | 12検体 |
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加圧窯濾過ユニット | 加圧窯6検体×2 コンプレッサーによる加圧濾過 |
分注ユニット(純水・アセトニトリル) | 繰返精度/C.V値0.5%以内 |
サンプル分注 | 10mチップにより分注を行います。 |
液々抽出 | 5mlチップにより抽出を行います。 |
メスアップセンサー | 液面センサーによる 6検体×2 |
撹拌 | スターラー、バブリングによる撹拌(針SUS製 6検体×2) |
脱水濾過 | グーチロートによる。 24本セット可能 |
乾固 | 窒素吹き付けによる。24本(6検体×4列) |
ラック保温 | 設定10℃~50℃(MAX) |