SICでは、これまでに蓄積した高度な技術ノウハウを基に、幅広い応用製品群を製作してきました。と同時に、イージーオーダー方式を前提に独自データベースを構築し、製作時の設計と連動させています。大手精密機器メーカーとは異なり、いわば実績とノウハウによる「イージーオーダー用の豊富な型紙」を備えていることで、お客様のご希望仕様を満たしつつ、コストを抑え、ゼロからのスタートに比べはるかに短納期で製品をお届けすることができるのです。
設立以来、SICでは常にお客様の立場で考え、データの精密化・効率化・データ処理による、分析や実験の精度向上を重視してきました。これにより、従来は 熟練技術者に頼らざるを得なかった試験を簡便にできるよう自動化したり、操作上の煩雑さや常時監視といった煩わしさからの解放を目指しています。また、 「使いやすく壊れにくい」ということも、開発時の重要なポイントとなっています。
比較的規模の小さな企業が、世の中の時流に合わせつつ独自技術を発展させるのは非常に困難で、「特定分野のみに特化する」ことが重視されています。しか し、これだけでは、先端分野など時代のニーズに応えた技術の発展はできません。これを解決するため、SICでは人と技術を含めた「技術の継承」を行い、自 社技術の拡張とともに、相互作用による深耕も可能にしました。また、常に幅広い研究機関と連携しつつ、新しい技術を磨いており、様々な専門家の方々にご納 得いただける高度な技術レベルを更新しています。
バイオ関連、製薬、食品、環境などなど、幅広いフィールドでシステム インスツルメンツの製品や技術がお役に立っています。
アレルゲン臨床検査装置、DNAによるガン臨床検査装置、アミノ酸分析器、ペプチド合成など。
エバネッセント波を用いた光導波路をプラットフォームとする各種測定バリエーションを提供します。
絶え間ない窒素の供給が必要な理科実験やLC-MS分析。面倒なボンベの交換・残量確認などの煩わしさをなくし、理科実験やLC-MS分析の昼夜自動運転を可能に。皆様に安心と安全をお届けします。
自動注入による分析の自動化、分析品質の安定などを実現。人為的ミスをなくし、分析精度の向上に貢献します。
各工程の組み合わせにより、簡易測定から全自動分析まで、お客様の仕様に合う装置をイージーオーダーあるいはオーダーメイドで製作します。
2009年6月20日、21日に京都国際会議場で開催された第8回産学官連携推進会議において、産学官連携功労者表彰が行われ、当社はNEDOの成果を活用した「日本学術会議会長賞」を授与されました。